三脚を使っているのにブレる原因と対策
みなさんは、三脚を使っているのに写真を確認したらブレていることありませんか?
僕は、よくあります。
せっかく良い景色を見付けたのに、写真がブレブレだったら泣きたくなりますよね。
そんなことにならないように今回は、その原因と対策を紹介したいと思います!
以前、強風の影響を受けずに撮影する方法を紹介しました。
少し重なる所がありますが、ご覧いただけると幸いです。
原因と対策
まずは、手振れになる原因を紹介します。
- 手振れ補正をオンにしている
- 三脚を置く場所が不安定である
- シャッターボタンを押した時にカメラが動く
- 風
- デッキや橋などで人や車が通る
- 撮影時にミラーが上がる動作でブレる
思いつくものを上げてみました。
それでは、対策を紹介したいと思います。
手振れ補正をオンにしている
三脚を使う時は、レンズやカメラにある手振れ補正をオフにしましょう。
手振れ補正をオンにしていると、撮影中に誤作動を起こすことがあります。
それが、ブレの原因になることがあります。
三脚を置く場所が不安定である
そもそも、三脚を立てる場所が不安定ではカメラがブレてしまいます。
特に自然風景では、このような状況が多くあります。
例えば、渓流や山などです。
なるべく安定した場所を選びましょう。
また、三脚の足は太い脚から伸ばしましょう。
川に入っての撮影だったので、足場を探すのに苦労しました。
シャッターボタンを押した時にカメラが動く
シャッターボタンを押した時に、カメラが動くことがあります。
その為に、レリーズを使用する方法があります。
レリーズを買う時は、ご自分のカメラで使用できる物を選ぶ必要があります。
レリーズがない場合は、セルフタイマーを使えばできます。
カメラに寄りますが、セルフタイマーには10秒と2秒があります。
2秒に設定すれば、シャッターボタンを押して2秒後に撮影してくれます。
設定の仕方は、説明書でご確認ください。
ただし、車の光跡を撮る場合などはタイミングよくシャッターを切るのが難しいです。
こちらは、離陸する飛行機の光跡です。
飛行機の離陸は、機体によって離陸する場所が違うのでタイミングを計るのが難しいです。
風
当たり前の話ではありますが、風が強い日は三脚に固定していてもブレます。
対策としては、ある程度重い三脚を使用すると良いでしょう。
しかし、どんな風も防ぐわけではありません。
また、傘で風を防いだり、レンズフードを外すことでブレを軽減することもできます。
三脚の高さを低くすることで、軽減することもできます。
忘れてはいけないのが、ストラップです。
風で揺れたストラップがカメラに当たりブレることがあります。
ストラップを外すなり、手で持っている、三脚に括り付けるなどの対策が必要です。
デッキや橋などで人や車が通る
橋で撮影をしていると、トラックが通った衝撃で写真がブレることがあります。
また、木のデッキなどで撮影中に人が通ることによって写真がブレることもあります。
対策は、人や車がいないタイミングでシャッターを切ることです。
また以外に自分自身がフラフラして、カメラに手をぶつけたり三脚に足をぶつけることもあります。
千鳥橋で撮影しました。
夜間でもトラックの交通量が多いです。
撮影時にミラーが上がる動作でブレる
一眼レフカメラには、ミラーがあり撮影時には一度上がるという動作が必要になります。
この上がる時の振動でカメラがブレてしまうことがあります。
ブレは望遠レンズになるほど目立ってきます。
対策は、ミラーアップ撮影にすることです。
しかし、カメラによってできない物もあります。
上位機種に付いている機能のようです。
最後に
今回は、三脚を使っても ブレる原因と対策を紹介しました。
天気や人が通るなど、自分ではコントロールできない所もありますが、最低限自分でコントロールできることはしたいものです。