状況別のISO感度設定
F値、シャッタースピードに続いて、今回はISOについてです。
僕自身も、ノイズが発生するのが嫌で、あまり上げずに撮影してきました。
最近、飛行機撮影などでシャッタースピードを早くするために、ISO感度を上げて対応することが多くなりました。
三脚を使った風景写真、テーブルフォトを撮影する
100に設定します。
風景写真やテーブルフォトのように、三脚を使って、じっくりと撮影できるシチュエーションなら、ISO感度を100に設定します。
ISO感度は、なるべくなら低い方が良いです。
高くするとノイズが発生し、ざらついてしまいます。
夜景の場合も、三脚が使えるならISO感度は100がおすすめです。
焦点距離:75mm / 絞り:F11 / シャッタースピード:30秒 / ISO:100 /WB: 蛍光灯
使用機材:Canon EOS kiss x8i /SIGMA 超望遠ズームレンズ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS
昼間の手持ちスナップ撮影する
400~800に設定します。
三脚を使えない場合は、ブレを抑えるシャッタースピードが必要になります。
昼間のスナップ撮影なら、ISOを400~800程度に設定すれば、安定したシャッタースピードで撮ることができます。
星空やホタル撮影する
1600~3200に設定します。
周辺の明るさが暗い場合は、f値を開放、シャッタースピードを15~30秒に設定しても、ISO感度を1600~3200まで上げないといけないことがあります。
屋内のスポーツ撮影、夜の動体撮影する
3200以上に設定します。
屋外に比べて暗い屋内のスポーツ撮影は、難易度が高いです。
動きを止めるには、シャッタースピードを1/500秒程度にしないといけません。
シャッタースピードを早くすると暗くなってしまいます。
そのため、ISO感度は3200以上まで上げることがあります。
屋内と同じように、夜の動体撮影もISO感度を上げないと撮れないシチュエーションです。
最後に
ISOは、低い方が良いですが、上手く使いこなせれば表現の幅も広がります。
僕自身の課題ですが、今後はノイズが許せる範囲や、編集でノイズを消せる範囲を把握する必要があります。
積極的に使っていきたいと思います。