撮影に大事な光について
以前から撮影をする前に、光の特徴について、チェックできるようしたいと思っていました。
そこで、自分なりに光の特徴をまとめてみました。
不十分な所がありますが、今後更新していきたいと思います。
順光
被写体に対して正面からあたる光のこと
撮影者の背中側に太陽がある状態
メリット
- 被写体の本来の色合いを引き出せる
- 見たままの印象に近いコントラスト
デメリット
- 陰影が付きにくい
- 立体感に乏しい
その他
- 単色や多色など、色を意識すること
- 説明的な写真になり過ぎないように、構図や色の組み合わせを工夫すること
- 順光で空を撮影すると青い空になる
逆光
被写体に対して後方からあたる光のこと
撮影者の真正面に太陽がある状態
メリット
- 陰影が付きやすく、高コントラスト
- 背景に玉ボケを配置しやすい
- 被写体をシルエットで表現できる
- 新緑や紅葉などの光を透過する被写体は、透明感が得られる
デメリット
- ゴーストやフレアが入りやすい
その他
- ゴーストやフレアは、フードの装着、手をかざすなどの対策が必要
- 逆光で空を撮影すると、白トビをする
サイド光
被写体の右または左からあたる光のこと
夏は、早朝~午前中 午後~夕方、冬は日中に得られやすい
コントラストはあるが、強すぎない
メリット
- 陰影がつく
- 立体感を最大限に引き出せる
- 風景そのものの存在感を感じさせることができる
デメリット
なし?
拡散光
被写体に対して全方向から当たる光のこと
曇天や雨など雲に覆われた天気
再度が低いため、しっとりと落ち着きのある味わいを引き出せる
メリット
- コントラストが低い
- 白つぶれ。黒つぶれが起こりにくい
- 風景のディテールを再現しやすい
その他
花のイメージ描写に向いている
滝や渓流、森など、高コントラストの強い光では細部のディテールが表現しきれない被写体にも向いている
まとめ
写真を撮るに時に、光の位置は大事な要素です。
被写体を決めたら、まずは光の特徴を把握して撮影をしたいと思います。